2013年2月1日金曜日

平成24年度学校だより 2月

≪名田庄のよさとふるさとに≫
 113日に町の成人式に出席してきました。二十歳になる同級生が集まり、にぎやかに談笑している姿があちこちで見られ、久し振りに出会えた喜びを分かち合っていました。話しかけられても成長した姿に誰か分からず、思わず名前を聞いてしまいました。式典は静粛に進行し、おごそかな雰囲気の中、大人としての義務と責任を感じさせられた時間となったと思います。

名田庄小学校から名田庄中学校へと一緒に過ごす同級生、心からずっとずっと仲間でいて欲しいと思っています。今は小学校時代のことしか目に入りませんが、一生の仲間づくりがすでに始まっています。この環境を課題と捉えるか長所と捉えるかで、ものごとの考え方が違ってきます。学校としては、両方合わせて優れている「名田庄のよさ」と捉えています。より仲間づくりが深まるように自分たちで解決していったり、相談して決めていったり、一緒に遊んだりしていく時間を大切にしています。また、たてわり活動を重視し、高学年が下の学年の子を大切にしていけるよう、行事や遊びを計画し進めています。

さらに、地域の方々が多方面から支えてくださり、安全面、学習面、地域の活動面等、多くの支援をいただき、地域のおじさん、おばさんに子どもたちは大きな親しみを持っています。そして、山と川がそばにある名田庄の歴史と風景が相まって、ふるさとになっていくのでしょう。小学校もこのふるさとという温かいイメージの中で、思い出多い仲間づくりに励んでいきたいと思っています。


≪スキー教室から≫ 5・6年生
 123日は、今津の箱館山スキー場でスキー教室を行いました。前日の雨で当日が心配でしたが、青空の下で気持ちよくスキーを思う存分楽しむことが出来ました。5つの班に分かれての班別活動で、上級班では、最初からリフトを使ってどんどん滑りました。初級班は、午前中はみっちり基本を練習し、午後からはリフトに初めて1人で乗り、なんとか上から滑って降りられるまで上達しました。どの子も転んでいましたが、転ぶ回数もどんどん減っていきました。斜面の上に立ち、滑っていくコースとイメージを描き滑り出します。教えてもらったことを使い、実際に斜面を滑れるかどうかが試されます。斜面の怖さとそれを克服した時のうれしさと、風を切って滑っていく爽快感等を感じることが出来た貴重な時間となったと思います。
 これも、班別で献身的に指導をくださった8名の地域・保護者の方のおかげです。お仕事もある中、1日子どもの為に時間を割いてくださり、指導してくださいました。「子どもとの楽しい時間をありがとうございました。」とおっしゃっていただき、その笑顔がとても温かく、感謝しています。本当にありがとうございました。(この様子は、このブログでも紹介してあります。過去のブログを一度見てください。)
準備体操をして、いよいよ活動開始です。
スキー指導を通して、子どもとの関わりが始ります。