2013年10月18日金曜日

職人さんの技に大感激

 5・6時間目に住教育体験講座がありました。宮大工さんや住文化専門家の方々,大工さんに来ていただき,「伝統建築文化に触れよう」というテーマのもと,5年生がお話を聞いたり,体験をしたりしました。

 はじめに,日本の伝統建築のお話をお聞きしました。特に,奈良の薬師寺にある心柱の大きさや当時の建築技術の高さについて知り、子どもたちはとても驚いていました。薬師寺の心柱に使われている技術は、なんと、スカイツリーなど現在の高層ビルにも使われているそうです。昔の人の知恵が今でも伝わっていることは素晴らしいと思います。

 来年,修学旅行で薬師寺に行った際には,実際の柱の大きさを体感できるといいですね。

 お話をお聞きした後,カンナ掛けや木組みの取り外しを体験しました。初めての経験で難しそうでしたが,大工さんに教えてもらいながら楽しく体験することができました。
コツを教えていただきながら,頑張ってカンナ掛をしました。
槍カンナでけずるのが特に難しそうでした。

パズルのように木組みを組み合わせるのは,とてもおもしろそうでした。


 カンナでけずったものを,子どもたちがおみやげとしていただきました。木のいい香りがしますよ。

 今後の国語の学習「千年の釘にいどむ」で今回の体験が生かされることと思います。普段できない学習ができ,とてもいい経験になりました。ありがとうございました。