2014年1月31日金曜日

大なわ大会第2弾!!

 今日で1月も終わり。今月は,水曜日と金曜日の中休み(20分間)に,8色グループでの大なわに取り組みました。もうすぐ卒業となる6年生と,もうすぐ最高学年となる5年生が,協力してリーダーを務め,みんなでたくさん跳べるように取り組んできました。
 10人以上いるので,心とタイミングを合わせるのが大変でしたが,練習が終わる度に見られるようになった,「うちら,こんな工夫してるで。」などのような意見交換が功を奏し,だんだんと跳べるようになりました。
 今日は,全チーム10回以上を目標に跳びました。
縄を回す方も,跳ぶ方も,一生懸命です。

練習の成果を出そうと頑張っています。
  最高記録は,ピンクグループの33回。10回以上の目標を達成したチームは,自分たちのチームカラーのシールを玄関横の掲示物に貼りました。下の掲示物がシールでいっぱいになると,8色を使ったかわいい絵が完成します。2月の縄跳び月間には,短なわとびで各自記録をねらいます。がんばっていきましょう!そして,みんなで絵を完成させましょう!

2014年1月30日木曜日

授業研究会がありました

 5時間目に,学校の「授業研究会」がありました。4年生の算数「変わり方」の授業を参観しました。2つの数量の変化を表にかき,きまりを見つけて問題を解くことをねらいとした授業でした。

 子どもたちは,問題を見ると「あ、わかった!」「式でできそう」と,とても意欲的に取り組んでいました。また,表にしながらきまりを見つけて,ペアや学級で考えを交流しました。自分の考えを伝えたい!といきいきとした表情で話す様子が見られました。また,友達の発言から,新しい考え方を持つことができていた子もたくさんいました。


黒板の表にかいています。



 4年生の授業を参観させていただき,子どもたちにとってより分かりやすく,力のつく授業にするためにはどうすべきか,教員同士でよい話し合いができました。今回学んだことを,明日からの授業に生かしていきたいと思います。

2014年1月29日水曜日

☆体育がんばってます!☆

 今,1年生は,体育で「なわとび」と「跳び箱運動」に取り組んでいます。
 今日の体育では,はじめになわとびの2分跳びに取り組みました。

2分跳びに挑戦中!
ペアを組んで引っかかった回数を数えています。


 これまでも何度か体育の時間に練習をしていて,みんな引っかかる回数がだんだん少なくなってきました。一度も引っかからずに2分間を跳び切ることができる子もいます。(昨日の「なわとび集会」で,上級生のお兄さん・お姉さんの上手な技を見て,休み時間の練習にも一層熱が入ってきたようです。)

 その後,跳び箱の開脚跳びの練習をしました。

安全に気をつけながら,協力して準備ができるようになってきました。


「どこに手をつくと,うまくとべるかな?」
友達の跳び方を観察したり,自分で跳んだりして確かめています。


腰が高く上がったきれいな開脚跳びですね!

 あともう少し,という子もいますが,粘り強く練習しています。
 なわとびも,跳び箱も,自分のめあてをしっかり決めてがんばることが大切ですね。

2014年1月28日火曜日

5年生で性教育の授業がありました

 今日3限目に5年生で性教育の授業がありました。
 ゲストティチャーには、助産師さんに来ていただきました。
 5年生は事前に理科の授業で、生命の誕生について学習し、誕生の仕組みについては理解していましたが、今日は妊娠から出産までのより詳しいお話をお聞きしました。
 妊娠がわかった時のお母さんの喜びや家族の喜び、つわりのつらさや食事の制限、お産の大変さ、それにも勝る出産の喜び、育児等についてを、おなかの中の赤ちゃんの写真や、胎盤・へその緒の写真を見せていただいたり、赤ちゃんの心音、産声を聞かせていただくなどしてお話ししていただきました。赤ちゃん人形もだっこさせてもらい、思ったより重い人形にびっくりしながら、おそるおそるだっこしていました。
 授業を受けての感想には、「お母さんの大変さがよくわかりました」「命の大切さを改めて感じました」「家族の人は、生まれてくるのがそんなに待ちどおしいんだなと思いました」などがありました。
 子どもたちは命の大切さや、自分自身が周りの家族に本当に大切に思われ、育てられてきたことが再認識できたようです。

おなかの中の赤ちゃんの写真を見せてもらっています

産声を聞かせてもらっています

赤ちゃん人形をだっこさせてもらいました


2014年1月27日月曜日

算数、がんばっています。

 1年生の算数の授業です。今日から、「100をこえるかず」の学習を始めました。子どもたちは、前に出て説明することが大好き。うまく言えたり、みんなが認めてくれたりすると、得意げな顔で自分の席に帰ってきます。


10を10個囲んでいます。

 そして、ノートに考えを書くことも得意です。まだまだ表現は拙いですが、自分の持っている語彙を駆使して、図や文で表現しようとがんばっています。
 「120」という数を、100+20と式に表す子、「10が10個で100です。100と20で120です。」と言葉で説明を書く子、10のかたまりを10と2とに分けてかく子など、いろいろな表現が見られます。説明することで、確かな理解となります。どんどん使える言葉や表現方法を増やして、「説明名人」になってほしいです。

 
子どもたちのノートです。

 

2014年1月24日金曜日

学校給食週間


 今年度の給食週間は、1月20日~1月24日となっています。今週は、普段とは少し違ったメニューが給食に登場しました。

 1月22日には、非常食体験として、乾パンが給食に登場しました。子どもたちは、興味深く食べていたようです。「もっと味があると思っていた。」という児童もいたようです。

1月23日には、本校6年生が家庭科で考えた献立のうち、ある1名の献立が採用され給食に登場しました。メニューは、「麦ごはん、牛乳、すき焼き煮、ほうれん草と水菜のごま和え」でした。栄養教諭さんが、おかずに野菜や豆腐など、少しだけ追加してくださって、さらにバランスのよい献立となりました。栄養バランスばっちりで、旬の食材を取り入れた和食のメニューは、とても美味しかったです。

 

そして本日1月24日は、本校の調理員さんが考えてくださった献立です。「最近、麺類がでていないな。麺類が好きな子どもたちは多いのではないかな。」という思いで、今日の献立は、「麦ごはん、牛乳、みそラーメン、ごま和え、みかん、味付けのり」でした。
調理員さん考案メニュー


給食週間は今日で終わりですが、来週28日には給食集会が開かれます。他にも、給食週間中の取組として、調理員さんへのお礼のメッセージを全校児童が書き、校内に掲示してあります。「嫌いな物でも給食のおかげで食べられるようになった。」や、「あまっていたら、いつもおかわりをしています。家でも時々給食と同じものを作っています。」などのメッセージがありました。子どもたちのいろいろな思いが調理員さんに伝わったことと思います。
調理員さんへのメッセージ

 
 
 

安心しておいしい給食が食べられるのは、たくさんの方々のおかげです。これからも感謝して、残さず食べたいですね。

2014年1月23日木曜日

命を大切に…

 
 1年生の道徳で,「いのちがあってよかった」の学習をしました。交通事故にあって入院し,意識が回復した時の家族の様子や,退院する時の家族の様子を書いた作文(東京書籍「みんななかよく」)を読んで考えました。
 最後に,退院する時,主人公は家族に向けてどう思っていたかを考えて発表しました。子どもたちからは,家族への感謝の気持ちと命を大切にすることについての意見がたくさん出ました。

・みんなありがとう,もう大じょうぶ。
・しんぱいさせて,ごめんなさい。
・かぞくに,めいわくかけちゃった。
・かぞくにあえて,うれしいな。
・わたし,いのちがあってよかった。
・たすかってよかった。
・みんなといっしょにいたいから,ぜったいしなないよ。
・みんなのために,いのちをたいせつにするよ。
・つぎはきをつけよう。   
・いつもありがとう。
・みんなだいすき。
・これからもがんばろう。

 たった一つの大切な命をみんなで守っていけるように,これからも指導を続けていきたいと思います。


2014年1月22日水曜日

税金教室

 小浜税務署の方に来ていただき、6年生で税金教室が行われました。
 まず、DVDで税金がなくなったらどうなるか見てみました。税金がなくなったら、消防車や救急車を呼ぶのにもお金がかかってしまったり、公園がなくなったり、信号が止まったり、道路や橋が壊れても直せなかったりと、困ることばかりでした。
 どんなところに税金が使われているのかをみんなで確認して、〇Xクイズをしました。温泉に入るのに税金がかかること、日本では昔、動物を飼っていても税金がかかることがあったなど、初めて知ったことがたくさんあり、子どもたちは驚いていたようでした。また、税金の大切さに気付けたようで、有意義な時間となりました。

6年生が挑戦した〇Xクイズをいくつか紹介します。(答えは下に)
①宝くじの賞金に税金がかかる。
②外国で救急車の利用にお金がかかる国がある。
③子どもでも税金を納めることがある。
④日本の税金は日本に住む人だけに使われている。
⑤韓国より日本の税率は高い。 

 

〇Xクイズの答え→①宝くじの賞金に税金がかかる。…X
            ②外国で救急車の利用にお金がかかる国がある。…〇
            ③子どもでも税金を納めることがある。…〇
            ④日本の税金は日本に住む人だけに使われている。…X
            ⑤韓国より日本の税率は高い。 …X
 

 

2014年1月21日火曜日

5,6年スキー教室

 5,6年生は,スキー教室を箱館山スキー場で行いました。
教えてくださった指導者のみなさんお世話になります。よろしくお願いします。
 5つのグループに分かれ,子どもたちの力に合わせて練習を行いました。キッズパークでは,滑り方の基本から丁寧に教えてもらいました。全く初めての子どももいましたが,お昼頃には,自分で上手に坂を滑り降りることができるまでになりました。
上手になってきたよ。
 また,6年生は去年滑ったことがあり,今年はリフトで上がり,ゲレンデをたくさん滑ることができました。
 おいしいお昼御飯を食べた後は,午前中の練習で自信をつけた子どもたちが,リフトに乗って高い所へ向かう姿もたくさん見られました。しっかりと指導者の話を聞いてどんどん上達していきました。
 このスキー教室を終え,子どもたちは冬のスポーツに関心を持つことができ,楽しみながらいい思い出を作ることができたようです。
楽しいなあ~    気持ちいい~
  お忙し中,子どもたちの指導に関わってくださったボランティアの方々お世話になりました。また,お家の方には,おいしいお弁当や持ち物等のご準備ありがとうございました。

たてわり雪遊び


例年より雪の少ない日々が続いています。私達,大人にはありがたいことですが,雪遊びの好きな子どもたちにはうれしくないことです。
今日,5・6年生は箱館山へスキー教室に行き,1~4年生は昼休みのにこにこタイムで,たてわり雪遊びをしました。赤組は宝探しと旗取り,白組は雪積みゲーム・旗取りリレーとソリリレー,青組は雪合戦・宝探しとソリすべり,黄組はリレーとソリをしました。
 5・6年生がいないので,計画と運営は4年生が中心となって行いました。十分な積雪とは言えませんでしたが,子どもたちは楽しく雪遊びをしていました。
 寒い日は,家に閉じこもってゲームなどで遊びたくなりますが,雪が積もった日には自然の中で思いっきり遊んで,寒さに強い体を作るとともに,自然の素晴らしさに触れて欲しいものです。名田庄の山の雪景色は最高にきれいです。外に出るとさらに最高にきれいな山々を見ることができます。



雪のグラウンドで遊んでいます。

築山でソリをしたり,グラウンドで雪合戦をしたりしています。

2014年1月17日金曜日

☆中休みの大縄跳び★

 2学期に入り,水曜日と金曜日の中休みに全校で8色に分かれ,大縄跳びを行っています。全員が縄に入り,跳んだ回数を記録しています。各色5,6年生を中心に縄の回し方を工夫したり,跳ぶ人の並ぶ順番を工夫したりと1回でも多くとべるように作戦を考えています。
みんなそろっていますね☆

せ~の!!

 跳んだ回数は体育館に掲示してあるため,自分たちが日を重ねるごとに記録が伸びていることも確認できます。現在の1位の記録は31回です。この記録を抜かせるように各色協力してがんばってください。

2014年1月16日木曜日

朝読書の風景

 名田庄小学校では,火曜日を除いて朝の会前に,約10分間の「朝読書」タイムをとっています。(火曜日は,全校集会や児童集会があります。)児童たちは,自分の読みたい本を,たったの10分間という短い時間ですが,集中して読んでいます。
今朝の6年生の読書風景です。
今週は,「元気アップ週間」として,「朝ごはんを食べる」「アウトメディアに取り組む」「早く寝る」に意識的に取り組むように呼びかけをしていますが,アウトメディアの一つとして,学校の「朝読書の時間」以外にも読書に積極的に取り組んでほしいなと思います。今日からは,保護者の皆様にも,「元気アップカード」のチェックに御協力いただきたいと思います。どうぞ,よろしくお願いします。

2014年1月15日水曜日

わくわく♪ もうすぐスキー教室!

 毎年5・6年生を対象に行っているスキー教室。今年度は,1月21日(火)に実施予定で,場所は箱館山スキー場です。5年生では,本日3限目にその事前学習を行いました。
 活動の流れや準備物など,一通り説明を受けた後は,いよいよスキー板とブーツを履く練習をしました。5年生のほとんどの児童はスキー経験がなく,初めての体験に戸惑っている様子でしたが,お互いに協力しながら何とか装着することができました。思った以上に動きにくく感じたらしく,「うまく滑れるか心配」との声も聞かれましたが,そこは,雪遊びが大好きな子どもたち♪ドキドキよりもワクワクの方が勝ったようで,すでに本番を待ちきれないといった感じでした☆
 
うん?!かたいぞ!!
 

板って長いんだな~

ここを押すと脱げるんだね

2014年1月14日火曜日

保健室より


 今週は身体計測週間です。初日の今日は5・6年生の身体計測がありました。後半の保健指導では、今月の保健目標「心の健康について考えよう」にちなんで、ストレスマネジメント学習(ストレスと上手に付き合う方法を学ぶ学習)を行いました。

 5年生では、「よい味付けをしよう」をテーマに、ストレスを料理に例えて考えました。同じ食材でも、味付けが変わることで、違う料理になるように、ストレスも気持ちの持ち方次第で結果が変わるという話をしました。この後、ストレスの発散方法について、よいもの、悪いものをみんなで考えました。人に迷惑をかけず、また自分や他人を傷つけないよい対処法を身につけようとみんなから意見がでました。
 


「気持ちの持ち方って大事なんだね」
 
 
 
 また今日からお茶うがいがスタートしました。水分補給や、手洗いうがい、教室の換気に全校で取り組んでいます。昨年はインフルエンザ等の感染症の罹患者が少なかったので、今年も「まずは予防!」を心掛け、この冬を元気に乗り切ってほしいと思います。保護者の皆様には、しばらくの間お茶の準備をお世話になりますが、よろしくお願いします。
 
 そして、げんきアップ週間(生活リズムチェック週間)も今日から始まりました。冬休み中に生活リズムが乱れてしまった人もいるようなので、この機会に気を引き締め直して、規則正しい生活を取り戻してほしいと思います。規則正しい生活も、かぜ予防の基本です。昼休みには、6年生を中心にたてわり遊びで元気に体を動かしていたので、今日はぐっすり眠れることでしょう。

「だるまさんの1日という遊びをしています」

「大なわで全員とびをしています」

2014年1月10日金曜日

窓からの風景

 今朝は雪が積もり、教室の窓からも、雪が積もった木々や家々の屋根が見えます。

3階の教室からの風景です。


 私は、この教室からの風景が大好きです。春には、南側沿いに桜並木を見ることができます。夏には、青々とした田んぼやきらきらした川の流れが、秋には、冬に向けて茶色くなった木々や、稲刈りをする人々の姿が見えます。
 1年間を通して、それぞれの風景を眺めながら、季節の移り変わりを感じることができる場所で生活できることは、本当に素敵なことだと日々感じています。

 雪が積もり、子どもたちは「かまくらを作りたい!」「早く雪遊びがしたい!」と、うきうきしているようです。21日には、5・6年生が箱館山でのスキー教室に参加します。1年生から4年生は、校庭で雪遊びをします。楽しみですね。


 風邪やインフルエンザが流行る時期でもあります。しっかり予防をして、皆が元気に楽しく過ごせるよう気をつけていきましょう。

 

2014年1月9日木曜日

冬休み明けテスト

 今日は,1時間目に「冬休み明けテスト」がありました。
 本校では,前学期に学習した内容の定着を図ることを目的として,長期休業明けには算数・漢字テストを実施しています。
 今日は算数テストで,それぞれの学年で2学期に学習した内容(計算ドリル,算数Webテスト)から,50問出題されました。
 子どもたちは,冬休みの宿題として練習してきた成果を発揮しようと,一所懸命問題に取り組んでいました。




 明日は,「冬休み明け漢字テスト」があります。
 算数も漢字も,それぞれ90点以上で合格となります。
 明日も頑張りましょう!

2014年1月8日水曜日

3学期始業式

 冬休みが終わり,3学期の始業式が体育館でありました。5・6年生の集合状態がとても素晴らしく,下級生たちの良い手本となっていました。
 校長先生からは,
「3学期の目標は『努力』をキーワードにしていきましょう。まとめの時期ではありますが,努力し続けることが大切です。4月の進級や進学を考えて,しっかり努力しましょう。」
というお話がありました。努力を続けることは大切です。学級でもこのお話を受けて,努力していることを話し合いました。友達に努力していることを宣言して,新たな気持ちで取り組むことができることと思います。
「何でもがんばる人がたくさんいる,日本一素敵な学校になるように努力しましょう。」
 校長先生のお話を聞いて,がんばる子どもたちがあふれる小学校になるよう,私たち教員も努力していこうと気持ちも新たにしました。今年一年よろしくお願いします。
 
話し手の方をしっかり向いて,お話を聞いています。

久しぶりに体育館に集合しました。集合状態は良かったです。

平成25年度学校だより 1月

   新年明けましておめでとうございます
 
保護者の皆様、地域の皆様におかれましては御家族お揃いで新年を迎えられたことと存じます。旧年中は本校の教育活動推進に多大なる御理解・御協力を賜り厚く御礼申し上げます。名田庄小学校職員一同、子どもの健やかな成長を願って教育に邁進していきます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 

≪子どもの可能性と自立心≫
 無限の可能性を秘めた子どもたち、将来どんな能力を発揮し、どんな人物になっているのかと想像するとき、学校ではあらゆる教育的な活動を体験させ、自分の興味や関心に気付かせるような環境が求められると思います。しかし、どんな規模の学校でもあらゆる専門的な分野の教員がいて、情報や体験等を準備できるわけではありません。小学校は、幅広く将来の基礎を養う段階です。

 では、どうするとよいのでしょうか。3つ考えられます。
 1つは、学校の学習そのものが機会です。学校教育活動の中には、将来の日本人として必要な資質を踏まえた教科領域等の学習内容が準備されていて、それを学んでいく中で必要な知識や技能を学んでいくことができるようになっています。学校で習う教科をしっかり勉強していくことが重要であり、自分の可能性を伸ばす基本です。基礎基本を身につけることが、可能性を広げることにつながります。

2つ目は、体験を通して意欲を育てることです。自分で星の動きを調べてみたい、2重跳びが出来るようになりたいというような意欲を育てることです。それはともに継続していくことが必要で、向上心ともいえるものです。子どもは結果ですべて評価されてしまうと、努力の過程を大切にしなくなります。努力の体験を通し、がんばったからできるようになった素敵な自分がいることに目を向けさせてやるのが、親の務めだと思います。

3つ目は、自分の役割を自覚できるようにすることです。高学年になってリーダーや具体的な仕事の責任を任されると、今まで人前で話すことがなかなかだった子も見違えるような行動をとるようになっていきます。立場や責任が人を育てると言いますが、信頼して、まかせて、励まして、やり遂げさせていく中で、自分への自信や満足感を得ることができていきます。学校や家庭などの小さな社会の中で自分の役割を果たす経験が、自分を磨き成長させてくれます。

この3つだけではありませんが、このように小さな自己実現を果たせるような機会を積み重ねていくことが大切です。言って聞かせても自立心は育っていきません。自己実現の積み重ねが、自立心へとつながっていくと考えます。子どもの可能性を信じ励まし続けることが、何よりも大切であると思います。そして、保護者の皆様としっかり連携していけば、その教育効果は大きなものになっていきますので、これからも共に連携して子どもを育てていきましょう。

『5年生:宮大工本物体験事業を受けて』
宮大工の匠から手ほどきを受け、槍鉋で木を削りました。
 釘を使わず、木だけで木と木をつないだり組み合わせたり、大工道具を見せていただき、実際に鉋仕事をさせていただきました。匠の技のすごさと、1つの職を通して将来の自分を考えるきっかけになったと思います。

2014年1月6日月曜日

新年明けましておめでとうございます。

 新年明けましておめでとうございます。
 今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 新しい年を迎え、平成26年となりました。にぎやかなお正月を過ごされたことと思います。

新年を迎え、安全で安心な『活力ある学校』を作っていこうと、意を新たにしました。元気で、意欲のある子どもになっていけるよう、やる気を大切にした指導を進めていきます。子ども自身が自分で選んで決め実行していく、その態度や姿勢を大切にし、結果より過程を重視していきます。大きな目標から、小さな毎日実行できる具体的な目標を考えさせ、小さなことを大切にする態度を育てていきたいと思います。
お家でも、新年の抱負について話し合われた「今年はこれにがんばる!」を目に見えるところに置き、毎日の積み重ねを大切にし、今日もがんばったことが素晴らしいことなんだと、ほめてやってください。

 名田庄小学校職員一同、子どもの健やかな成長を願い、力を合わせて3学期もがんばっていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。      (校長)

モルちゃんも元気に正月を過ごしました。えさも一杯食べ、寒さにも負けず健康です。
子どもと一緒に成長していくのを楽しみながら世話をしています。